目的・趣旨
Attractorと呼ばれる手法がGrasshopperにはあります。直訳すると引き寄せるとかなんとか…(よくわかりません)
今回はAttractor Pointをつくり、点と円との距離を算出しリアルタイムで
円のスケール操作をしていきます。
使用したコンポーネント
- Params > Geometry > Point
- Params > Geometry > Circle
- Params > Input > Number Slider
- Params > Input > Panel
- Maths > Domain > Remap Numbers
- Maths > Domain > Construct Domain
- Vector > Point > Distance
- Vector > Vector > Unit X
- Transform > Euclidean > Move
- Transform > Affine > Scale
解説
全体図はこちら
個々のコンポーネントはあまり難しいものはありません。
ReMapコンポーネントはコンポーネント解説記事を参考にしてください。
Remap Numbers(リマップ ナンバーズ)
動きを確認してみましょう。

Rhinoのキャンバスを確認すると、円と点がありますね。
Panelのスケール値にも注目していてください。

点を円から遠ざけるように移動させると、
円が大きくなります。
この時スケール値は1.9となっています。

反対に点を円の中心に近づけると
円がどんどん小さくなっていきます。
これがAttractorと呼ばれる手法です。

ところで、スケール値が先ほど1.9と、
ターゲットドメインの1.0を超えてしまいましたが、
これはReMapコンポーネントの出力をRからCへ切り替えることで
1.0を限度にすることができます。
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